ツリバナ
ニシキギ科ニシキギ属
学名Euonymus oxyphyllus別名-
形態落葉低木
生育環境山地
花期4~6月
葉序対生
単葉/複葉単葉
葉脈羽状脈
鋸歯鋸歯縁
説明北海道〜九州の低山に広く生える。高さ6mほど。樹皮は灰褐色。
葉は対生で卵形~長楕円形、長さ2〜10cm、幅1〜5cm、基部はくさび形で葉先はとがる。両面ともに無毛、上面は黄緑色〜鮮緑色、下面は白色をおび、縁に内側に曲がる細鋸歯がある。葉柄は長さ0.3〜1cm。托葉は針状で長さ1〜3mm、早落性。
花序は今年枝の葉の葉腋またはその下の低出葉の落下痕につき、花序柄は長さ3〜6cm、花序はよく分枝し、7〜31個の両性花を下垂させる。花柄は長さ2〜4mm。花は白色、しばしば紫褐色をおび、5数性、径7〜8mm。萼裂片は半楕円形、径約1.5mm、花弁は円形ないし広楕円形、径3〜4mm、内側に微突起があり、白色、ときに紫斑を生ずる。雄しべは5個、花盤の上につき、花糸はほとんどなく、葯は1室。子房はほとんどが花盤に埋もれ、花柱はほとんどない。花盤は5角形、淡黄緑色。
さく果は球形、径9〜12mm、翼はなく、心皮の合わせ目は浅くくびれるか筋が入り、9〜10月に濃紅色に熟し、5裂開して、朱色で光沢のある仮種皮に包まれた2〜5個の種子がぶら下がる。種子は楕円形〜卵形、長さ4〜6mm、種皮は淡黄褐色で光沢がある。
見分け方-
名前の由来花を垂れ下げてつけるため「吊花(ツリバナ)」と名付けられた。
雑記-
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  • 葉は対生
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  • 垂れ下げて花をつける
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  • 熟した実