葉序
葉のつき方。細かく分類していくとキリがないため、本サイトでは以下の4種類としている。
互生葉が互い違いに出ている(下図参照)
対生葉が同じところから出ている(下図参照)
輪生葉が同じところから複数枚出ている(下図参照)
*枚数によって3輪生、4輪生と呼ばれたりする
根生根本から葉が出ている(下図参照)
芽生えの時期に根生葉を出す種は多いが、このサイトでは根生葉のみのものを「根生」として扱う
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互生対生輪生(上図は4輪生)根生
*本来互生や対生だが、葉の間隔が短い、托葉が葉のようになっている、などの理由で輪生に見える場合もある。これらを偽輪生という。
*このサイトでは偽輪生も輪生の一部として扱っている。
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本来対生だが、間隔が狭くて輪生に見える本来対生だが、托葉が葉のようになるため輪生に見える
単葉/複葉
葉の形態は大きく分けると単葉と複葉に分けられる。
単葉…葉が1枚の葉身から成り立つもの。
複葉…葉が複数の葉身から成り立つもの。
このサイトでは単葉/複葉を以下のように分ける。
単葉1枚の葉身からなる(下図参照)
3出複葉3枚の小葉からなる複葉(下図参照)
奇数羽状複葉頂小葉があり、葉軸が伸びて3個以上の小葉をつける複葉(下図参照)
偶数羽状複葉頂小葉がなく、葉軸が伸びて2個以上の小葉をつける複葉(下図参照)
掌状複葉葉柄の先端の1点から放射状に複数の小葉がつく複葉(下図参照)
鳥足状複葉掌状複葉のように見えるが、一部の小葉が別の小葉の軸から分岐する複葉(下図参照)
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単葉3出複葉奇数羽状複葉
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偶数羽状複葉掌状複葉鳥足状複葉
複葉については複数回分岐する場合もある(下図参照)。これを再複葉といい、~回~複葉と表現する。
野外では見分けにくい(特にセリ科)ため、本サイトでは再複葉という大きなくくりで分類している。
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2回奇数羽状複葉2回偶数羽状複葉2回3出羽状複葉
*単身複葉については考慮しない。
鋸歯
葉は縁がギザギザしているものがあるが、これらを鋸歯縁と呼び、ギザギザしていないものを全縁と呼ぶ。
本サイトでは以下のように分類している。
全縁葉の縁がギザギザしていない(下図参照)
鋸歯縁(広義)葉の縁がギザギザしている(下図参照)
両方 ギザギザしている葉もあれば、していない葉もある状態
ツタウルシは幼木の時は鋸歯があり、成長すると全縁になる(下図参照・赤枠内が幼木)
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全縁鋸歯縁両方
*鋸歯縁にも複数の種類があるが、本サイトでは大きく「鋸歯縁(広義)」としてくくっている。
 下の表はあくまで一部であり、他様々な分類方法がある。
単鋸歯すべての鋸歯が同じ大きさ(下図参照)
重鋸歯大きな鋸歯の中にさらに小さな鋸歯がある(下図参照)
波状鋸歯先がとがらない鋸歯(下図参照)
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単鋸歯重鋸歯波状鋸歯
葉脈
葉の脈。本サイトでは以下のように分類している。
羽状脈中央に主脈が通りそこから側脈や細脈が伸びている(下図参照)
平行脈葉身基部から葉先に向かって複数の脈が平行して伸びている(下図参照)
イネ科に多い
掌状脈 葉身基部から複数の主脈が伸びてそこから側脈や細脈が伸びている(下図参照)
*三行脈も掌状脈の一部としている
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羽状脈平行脈掌状脈
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