カラスノエンドウ
マメ科ソラマメ属
学名Vicia sativa subsp. nigra別名ヤハズエンドウ
形態越年草
生育環境道端や畑、野原など
花期3~6月
葉序互生
単葉/複葉偶数羽状複葉
葉脈羽状脈
鋸歯全縁
説明葉は8~16個の小葉からなり、先の方の1~3個の小葉はふつう3分岐した巻きひげになる。小葉は長さ2~3cmの狭倒卵形で、先端は矢筈状にへこむ。托葉の裏に黒い蜜腺がある。
花は葉腋に1~3個つき、紅紫色で長さ1.2~1.8cm。豆果は長さ3~5cm。熟すと黒くなる。
見分け方托葉の裏に黒い蜜腺があるのが特徴
名前の由来豆果が黒く熟すため、スズメノエンドウと比べて大型なため、など諸説ある。また別名は小葉の形を矢筈に例えたと言われている。
雑記春によくみられる雑草の一つ。本種の標準和名はヤハズエンドウであるため、図鑑でカラスノエンドウと調べてもたまに出ないことがあるので注意。
*このサイトでは「カラスノエンドウ」を名前としている。
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  • 花は紅紫色。舷部の方が色が濃い。
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  • 小葉は8~16個で先端がへこむ。
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  • 托葉の裏に黒い蜜腺がある
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  • 托葉の裏の蜜腺にアリが集まっている。