カナムグラ
アサ科カラハナソウ属
学名Humulus japonicus別名-
形態つる性の一年草
生育環境道端や荒れ地など
花期8~10月
葉序対生
単葉/複葉単葉
葉脈羽状脈
鋸歯鋸歯
説明茎や葉に下向きの刺があり、ほかの木や草によく絡みつく。葉は対生で長さ5~12cmで掌状に5~7裂する。表面には粗い毛があってざらつく。
雌雄異株で雄花は淡緑色で円錐状の大きな花序にまばらにつく。雌花は苞に包まれ、下向きの短い穂状花序につく。雌花の苞ははじめは緑色で濃緑色の斑紋があるが、花のあとは大きくなり、果期には紫褐色を帯びて先が反り返る。果実はそう果で花被に包まれる。
見分け方カラハナソウに似ているが、裂が多い。
名前の由来強靭な蔓を鉄に例え、「鉄葎(カナムグラ)」と呼ばれるようになった。
雑記ざらざらした刺が厄介なつる植物。衣服がひっかりやすくこれが茂っていると容易に侵入できない。刺さるほどの刺ではないが、本気で擦ればおそらく血が出るので舐めないこと。
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  • 果期の雌花
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  • 雄花は淡緑色
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  • 葉は5~7裂