アセビ
ツツジ科アセビ属
学名Pieris japonica subsp. japonica別名アシビ
形態常緑性低木
生育環境山野
花期3~5月
葉序互生
単葉/複葉単葉
葉脈羽状脈
鋸歯上半部に浅い鋸歯がある
説明樹皮は灰褐色で縦に裂けめが入り、少しねじれる。若い枝は緑色で稜がある。はじめは短毛が密生するが、のちに無毛になる。
葉は互生で、枝先に集まってつく。長さ3~10cm、幅1~2cmの倒披針形または長楕円形。上半部に浅い鋸歯があり、少し波打つ。表面は光沢がある。
花序は円錐花序で、白色のつぼ型の花を垂れ下げてつける。花冠の先は浅く5裂する。
蒴果は直径5~6mmの扁球形。
見分け方花はドウダンツツジによく似ているが、円錐花序になっていることで見分けられる。
名前の由来葉にアセボトキシンという毒が含まれており、枝葉を食べると足が不自由になることから「アシシビレ」からつけられた、または「悪し実」からつけられた、など諸説ある。
雑記漢字で書くと「馬酔木(アセビ)」。馬や牛が枝葉を食べると酔ったようになるため、この漢字がつけられた。誤食すると腹痛、嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難といった症状が起きる。
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  • 花を円錐状に垂れ下げてつける。