アケボノソウ
リンドウ科センブリ属
学名Swertia bimaculata (Siebold et Zucc.) Hook.f. et Thomson ex C.B.Clarke別名キツネノササゲ
形態高さ50~80cmの1~2年草
生育環境湿り気のある山野
花期7~9月
葉序対生
単葉/複葉単葉
葉脈三行脈
鋸歯全縁
説明根生葉は長楕円形で大形、基部が長く柄状に細くなる。茎葉は卵形または披針形。長さ5~12cmで幅1~5cm。無毛で3脈が目立つ。
茎は無毛でやや分岐が多く、4陵がある。
萼裂片は広倒披針形で花冠の約1/3。花弁は白色で5枚が基本だが、ばらつきがある。花冠の裂片は長楕円形もしくは長倒披針形。上半部に多数の黒、濃緑色の斑点が散在し、中央に黄緑色の2つの腺体がある。
さく果は花冠より少し長い。
見分け方特になし
名前の由来花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことから「曙草(アケボノソウ)」と名付けられた。
雑記花の姿は群を抜いて美しい。名付けのセンスも素晴らしく、一度見たら忘れられないくらい印象に残る。花冠の黄緑色の線体は蜜腺で蜜を分泌しており、昆虫が集まりやすい。
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  • 花の姿
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  • かなり印象的なデザイン
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  • 葉は3脈が目立つ
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  • 根生葉は長い柄がある